肩まわりの痛みやトラブルを症状として訴えるお客様は多くいます。
肩のトラブルと言っても、それは肩こりや首こりなのか?
それとも四十肩、五十肩などの腕が挙がりにくいといった症状なのか?
どちらも直接主要な症状を軽減させる施術ポイントはあるのですが・・・
まず関係してくるのが肩甲骨です。
肩甲骨が背中の上で自在に動けているのか?
ちゃんと正しい所におさまっているのか?
肩甲骨が正しいところで自在に動けていないと、まわりの筋肉が余計に頑張らないといけない状態ができてしまいます。
余計に頑張る→必要以上に使ってる→筋疲労から肩こりや肩の疲れに繋がる。
肩甲骨が正しいところから少しズレていたりすると、その先に付いてくる腕もズレや固着を起こしたりして、四十肩などの腕を挙げる動きに影響がでてくることもあります。
肩甲骨にも色んな筋肉がくっついてます。
棘上筋(きょくじょうきん)や棘下筋(きょくかきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)……
筋肉名を言ってるとキリが無くなっちゃいますけど、それらの筋肉をチェックしたうえで、背中(肋骨)の上をスライドできるようにしていきます。
ではなぜ、肩甲骨の固着やズレが起こってしまうのか。
関係してくるのはやはり普段の姿勢。
体の重心がどこにいってるかでまた変わってきますので、そういうところも細かくチェックできればと思ってます。
例えば
座った状態でバンザイをします。
今度は右お尻に重心を傾けて、そこでもう一度バンザイ。
同じように反対の左お尻に重心を傾けてもう一度バンザイ。
やりやすい、やりにくいと出てくると思います。
そういう重心のズレが体の中で起きてる可能性もありますので、
「肩まわりが痛い」という症状であっても
私は土台から施術する必要があると思っています。